●公立高校受験
実は中学受験ほど、高校受験は過熱していません。特に地方はその傾向が強いようです。
公立高校の入試問題の範囲は学校の教科書です。ということは学校の授業をまじめに受け、問題を解くことができれば大丈夫なはずですが、近年、入試問題の難易度は教書と同じか、工夫して考えさせる問題も多く見受けられるようになってきました。教科書の内容と入試問題との差が開きはじめ、教科書だけの勉強ではトップレベルの公立高校の受験は 難しい状況になっているのが現状です。だから子供たちは大学入試を見据えた高校受験のために、塾に通います。また、自分一人で学習することができず、学校の授業についていけない生徒も塾に通っています。
●私立高校受験
私立高校は大きく3つのタイプがあります。難関進学校( 大学進学率が高い)、大学の附属校、 私立(公立高校の受け皿になっている)高校です。 難関進学校と大学の付属校は私立全体のうち2割弱ほどの数少ない難関校です。このため受験競争が激しく、過熱しています。